2022年03月14日

VSR-10 PS #01

サイズ不良のレシーバーを意地でも使う。

このレシーバーの購入目的が「お手頃な値段で見た目の満足感」だったので、レシーバーやハンドル、シャーシも含めた目に見える部分は削らないことが前提。
 素人加工で直線が歪んでたり、ガリキズが残ってたり、地色が出ちゃってたら満足感なんて得られませんから。
それとVSR購入時からメイプルリーフのMLC-S2を使う予定でしたが、純正ストックでは前提が崩れます。

結果から言うと「長い部分を削らないなら 短い部分に継ぎ足そう」ってことなんですが、この結論に辿り着くまでめっちゃ遠回りしました。

ハンドル基部と接する部分が長いのでシリンダーが正常な位置まで前進できない。
ハンドルを外した状態でシリンダーを挿入すればセットピンは挿せますがハンドルを付けると結局シリンダーは2mm後退してしまう。
試しにやってみたら
シリンダーノズルも2mm後退してるのでHOPチャンバーで盛大にエア漏れする。
シリンダー内後端とセットピンの間にも2mmの隙間ができるのでセットピンが不安定でピストン前進時にパワーロスと異常な負荷が掛かる。
などなど まともに撃てませんでした。
ノズルを延長するとかセットピンの後ろ側にスペーサーを噛ませると考えましたが手間の割にそれで絶対大丈夫っていう確信も持てなかったのでやめました。

3Dプリント製とかで見かけるハンドルのレバーが無くて後端が栓抜きみたいになってるヤツとか付ければ解決出来るかも?(未確認です)
レシーバーとセットで買ったハンドルも当然使いたいので却下ですが。

良く考えたらハンドル基部が2mm後退すれば帳尻が合うのでシリンダーとハンドル取付け部に2mmのスペーサーを噛ませれば良いだけなんすね。
試しにジャンク箱に入ってた適当なパーツを加工して噛ませてみたら正常に撃てました。
VSR-10 PS #01

ただ純正のストックだと切欠き位置がズレるのでハンドルが下がらないかも。
このレシーバーを使う為にトリガーストップを外してるので下げなくても撃てますが。
幸いMLC-S2シャーシはハンドル部分の切り欠きが広いのでそのまま使えました。
VSR-10 PS #01


これでいけそうなので3Dプリントで作り直しました。
微調整できるように厚みを3種類、一応シリンダー後端とスリーブの隙間を埋めるスペーサーも作りました。
VSR-10 PS #01

・・・ちょっとなんだか分かり難いのでモデリング画像を。
VSR-10 PS #01
グレーの部分がシリンダーで水色で透けてるのがスペーサーになります。

組込むとこんな感じ。
VSR-10 PS #01
なんてことない見た目です。とりあえず今のところ問題無く機能しているようです。



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